|
|
| |
|
| ||
|
2008.01 |
ギリシャにおける、メタロベータラクタマーゼ産出肺炎桿菌の大量発生について― 最近のエビデンスに関する概説 ギリシャでは、カルバペネム耐性のVIM-1産出肺炎桿菌の感染、特にICUにおける感染数がこの4年間で圧倒的に増加している。 イミペネム耐性の肺炎桿菌の割合は、2001年には1%以下であったにも関わらず、2006年は病棟から分離された株の20%、ICUで分離されたものの50%であった。 また、2002年にこの菌株が発見された病院の数はわずか3施設であったが、現在ではギリシャサーベーランスシステムに加わっている病院のうち少なくとも25施設から40施設に増えている。 抗生物質耐性菌に対処するためには、抗生物質に対する方針と感染制御策が最も重要である。 ギリシャにおいても、the National Centre for Disease Control and Prevention at the Greek Ministry of Health (KEELPNO)がガイドラインを出すなどの対応がとられているが、現段階ではその効果は小さいものである。 また、ギリシャでは、抗生物質耐性菌の発生率が高いにも関わらずそれに対応できる抗生物質が少ないため、抗生物質に対する方針だけでは限界がある。常に感染制御策との二本柱で対応するべきである。 抗生物質耐性菌による問題に対処するには、全国的に統一された対応プランを作成し、それを実行することが最も有効的な手段である。 (注. 抗生物質耐性菌による問題に対する対応プランは現在作成中) <訳註> 肺炎桿菌については、Y's Review ヒトに常在する腸内細菌科細菌を参照下さい。 Eurosurveillance 2008.01.24/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2008.01.29 | |