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2010.09.30 |
老人施設で発生したレジオネラ症感染。2010年8月スロベニア 予備報告 2010年8月19日、スロベニア、ツェリツェの地域衛生研究所は、同地域内の老人施設の住人1名がLEGIONELLA PNEUMOPHILA, SEROGROUP 1による肺炎で入院をしたとの報告を受けた。8月20日には疫学的調査が開始され、8月8日に症状を呈した患者を皮切りに集団感染が始まったことがわかった。 8月8日から28日までの間に、住人234人中15人に臨床兆候が現れた。患者の平均年齢は55歳で、10人が男性。これらの感染者の中で潜伏期間中に外出した者はいなかった。 感染した15人のうち6人は平均7.5日間の入院、9人は外来患者として治療を受けた。 8月20日に集団感染が確認された後、施設の給水システム(温水・冷水)の薬剤消毒が実施され、温水給水システムについては更に熱消毒処理が行われた。 この集団感染については、最初に入院をした患者へのX線検査の遅れや、感染発生初期に4人の患者がそれぞれ別の医療施設で治療を受けたことによる各症例の関連性の見逃しといった複数の要因によって早期発見と制御が妨げられた。とはいえ、8月28日現在、更なる感染は確認されていないため、現時点では感染制御策が成功していると思われる。 <訳註> レジオネラについては「Y's Letter No.7 レジオネラについて」をご参照ください。 Eurosurveillance 2010.09.30/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2010.10.20 | |