|
|
| |
|
| ||
|
1998.07.10 |
1998年6月、フランス渡航者におけるレジオネラ症 1998年6月ワールドカップ観戦などのためフランスへ渡航した人々の中から6例のレジオネラ症が最近確認され、一例は死亡した。これらの人々は、32才から60才までで、フランスの様々な地域を旅行したが、すべて6月11日から20日までの間に発症した。滞在したホテルは共通していないが、すべての人が発症前に2ないし10日間、つまりレジネオラの潜伏期間、パリに滞在した。さらに2例の疑わしい症例が調査されている。 フランス政府機関のRNSP(国立公衆衛生センター)の調査による全例の旅程表からは特に共通した入国出国経路は見出されなかった。PHLS、フランス・スコットランド当局、英国健康省、欧州レジオネラ感染ワーキンググループ加盟諸国、WHOの間で共同調査が行われている。 これらの例は、Legionella pneumophilaの分離、同抗原の尿からの同定、その他血清学的検査により診断された。ワールドカップではフランスに多くの国々から人々が集中したので、さらなる症例が遠方でも発生する可能性がある。PHLSでは疑わしい症例について検体を受け入れる準備ができている。 <訳註> ここで報告された症例はすべて欧州人です。本件ではホテルの空調や飲料水など特定の感染源がまだ発見されていません。多くの国から様々な階層の人々が厖大に集合する際の防疫や事後調査体制について、日本も今後さらに関心を払う必要があるのかもしれません。 CDR Weekly:1998.07.10/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 1998.07.18 | |