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2006.08.03

イングランドにおける手術部位感染サーベランス
CDR Weekly August 3, 2006, Vol. 16, No.31
Surveillance of Surgical Site Infection in England, October 1997 to September 2005の要旨
http://www.hpa.org.uk/cdr/archives/2006/cdr3106.pdf
http://www.hpa.org.uk/cdr


イングランドにおける1997年10月から2005年9月までの手術部位感染サーベランス(SSISS)の結果が報告された。これは247施設からの11の術式カテゴリーに分類された240,000例のデータをまとめたものである。2004年4月に開始された整形外科における強制的サーベランスのデータも含まれているが、それ以外は自発的な調査によるデータである。
主な結果をまとめると、
  1. 参加施設は2004年10月以来34%増加し、現在では年間60,000例のデータを収集している。
  2. 術式により手術部位感染(SSI)リスクは異なる。
  3. SSIリスクは主なリスク要因の存在により増加する。
  4. SSIリスクは年齢の増加により増加する。
  5. SSIの大部分は表層感染であるが、少なくとも5分の1は深部感染である。
  6. 原因微生物の判明しているSSIのうち、53%が黄色ブドウ球菌によるものである。
  7. これら黄色ブドウ球菌のうち64%がメチシリン耐性である。
  8. 主な術式カテゴリーにおいて施設間の差異がみられたが、例数の少ない施設のデータは慎重に解釈するべきである。
  9. 12%の施設において、サーベランス参加後、SSIレートが減少したが、その他の施設では明らかな傾向はない。

<訳註>
英国における医療関連感染サーベランスについては、こちらを参照ください。

CDR Weekly: 2006.08.03/Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2006.08.07