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1999.03.12 |
最新情報:インフルエンザ流行状況 合衆国 1998−99年シーズン 合衆国において、インフルエンザ様疾病の流行を報告した州の数は2月13日で終わる週に43と今シーズン最大を数えた。肺炎とインフルエンザに由来する死亡の比率は、2月27日で終わる週に122都市において8.1%となり、流行域値の7.5%を超えている。流行株はA型のH3N2であり、次いでB型である。A型H1N1の分離報告もある。 カルフォルニアの衛生当局は、すべての長期療養施設(約1200施設)に対して、呼吸器疾病のアウトブレイクを報告するように求めた。2月27日までに、5つの培養確認されたインフルエンザのアウトブイレイクが報告された。 ある施設においては、昨年秋、医学的な矛盾のないすべての居住者にインフルエンザワクチンが接種されたが、従業員への接種は17%程度にとどまっていた。その施設のある棟において、昨年末、5人のワクチン接種をしていないナースにおいてインフルエンザ様疾病が発生し、1月17日までにその棟の従業員の11%と居住者の13%がインフルエンザ様疾病に罹った。3人の居住者が入院し、2名が死亡した。死亡者の1人はタマゴアレルギーのためワクチン接種を受けていなかった。最も影響を受けたユニットでは、ワクチン有効率は、47名の従業員において72%であった。流行株はA/Sydney/5/97様ウイルスであった。 ワクチン接種は、長期療養施設居住者よりも一般健常成人において高い有効率を示すので、従業員がワクチン接種を受けることが重要である。
<訳註> 今シーズンになって、日本においてインフルエンザの病院内、施設内感染がマスコミの特別な注目を浴びました。上記のアウトブレイク例はハイリスク患者のみならず医療従事者におけるワクチン接種の重要性を示唆するものとして参考になります。なお、この施設ではアウトブレイク後直ちに、アマンタジン療法と同予防的投与が居住者にも従事者にも行われたとのことです。 米国においても、英国においてもインフルエンザワクチン接種の国家的な推進が勧告されています。それぞれのリンクをご覧下さい。なお、CDCによるインフルエンザ流行状況の前報告はこちらです。
MMWR:1999.03.12/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 1999.03.13 | |