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1999.07.09 |
気管支鏡に関連する感染と疑似感染 ニューヨーク 1996−1998年 自動内視鏡消毒機をメーカーの指示通り使用しなかったため発生した気管支鏡に関連する感染および疑似感染を3つ報告する。 1.1996年、ある医療機関で、5人の気管支鏡検体からRFLPパターンが同一な結核菌が検出された。その内ひとりは結核患者であった。気管支鏡を経由して汚染が発生したのか試験室内でのコンタミであるのかは不明であるが、1名は気管支鏡術後にツベルクリン陽性であったため、イソシアニドの投薬を受けた。内視鏡自動消毒機の操作において生検ポートキャップの交換法に不備があり、十分な薬液の流量が確保されていなかった恐れのあることがわかった。 2.1998年、ある救急外科において気管支鏡を用いた患者の気管検体から、7例のM. avium-intracellulare(MAI)が2か月の間に検出された。PCRの結果これらはM. intracellulare(nontypable)であることが判明した。内視鏡自動消毒機メーカーの指定したコネクターを用いずに、消毒機に繋げていたことがわかった。 3.1998年、ある医療機関で、18人の患者の気管検体からイミペネム耐性緑膿菌(IRPA)が検出された。このうち17の菌は同じPFGEパターンを示した。3名の患者が気管支鏡術後、臨床的症状を伴うIRPA感染を起こした。内視鏡自動消毒機メーカーの指定した方法で、気管支鏡が消毒機に繋げられていなかったことがわかった。
<訳註> 優れた殺菌力を持つ消毒薬でも、正確な使用法で十分な接触が確保されなければ十分な消毒がなされない事は当然です。多種類存在する内視鏡について、それぞれに適切な消毒機への接続・設置方法を知り、それを遵守するためには、十分な情報と教育が必要であると思われます。 MMWR:1999.07.09/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 1999.07.10 | |