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2006.07.21 |
経肛門超音波誘導前立腺生検に関連する緑膿菌感染
経肛門超音波誘導前立腺生検は広く実施されており、米国では年間624,000件程度行なわれていると推測される。2005年7月、ある泌尿器科外来から6日間の内に4例の緑膿菌感染の発生が衛生当局に報告された。全例が発熱と悪寒を伴い、3例が敗血症、1例が感染と診断され入院した。培養検査では血液(1例)、尿(2例)、血液と尿(1例)から緑膿菌が検出された。環境調査を行なったところ、生検針ガイドから緑膿菌が検出され、それはPFGE検査の結果、患者から検出された緑膿菌と判別不能であった。このガイドはオルトフタルアルデヒドに15分以上浸漬され、水道水でリンスされることで、再利用されていた。 <訳註> 本件では、リンスに用いられた水道水に含まれる緑膿菌が感染源である可能性が考えられます。生検針は組織内部に接触するクリティカル器具であり、それが通過し接触するガイドもクリティカル器具に含まれます。クリティカル器具は原則として滅菌されるべきであり、オルトフタルアルデヒドによる高水準消毒では不十分である可能性があります。またクリティカル器具のリンスは滅菌精製水で行なうべきであり、水道水を用いるべきでありません。 MMWR:2006.07.21/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2006.07.24 | |