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2007.04.13 |
インフルエンザと関連する重症メチシリン耐性黄色ブドウ球菌市井肺炎
黄色ブドウ球菌感染は、まれに市井肺炎(CAP)の原因として報告されるが、通常、インフルエンザウイルス感染またはインフルエンザ類似の疾病(ILI)と関連している。 2003年から2004年のインフルエンザシーズンには、インフルエンザと関連するCAP15件の原因としてメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に注目が集まった。2004年から2005年、2005年から2006年のインフルエンザシーズンにおいては正式な調査が行われておらず、MRSA CPAの発生についてのCDCへの報告はほとんどなかった。しかし、2007年1月、2006年12月から2007年1月までに、ルイジアナ州とジョージア州において、それまで健康だった小児や成人の間で6例の死亡例を含む10例の重症MRSA CAPが発生したとの報告があった。これは、この2州での2006年から2007年における重症MRSA CAP発生についての初めての報告例であり、10件という数は通常の2ヶ月間における発生数と比べて高いものである。 重症MRSA CAPは、入院を要するか、死に至った肺炎であり、入院時または救急部門到着時から48時間以内に採取された検体(無菌の部位または痰の検体)からMRSAが検出され症例と定義した。インフルエンザとの関連は、検査での陽性反応もしくはILIの診断によって決定した。これらの分離株はすべてPanton-Valentine leukocidin毒素遺伝子が陽性で、mec (SCCmec) type IVaを有していた。 これらの症例は、医療従事者に対して、特にインフルエンザシーズンにはMRSAによって引き起こされる重症CAPについての警戒を怠ってはならないということを示している。重症肺炎の者についてはMRSAを疑うべきであり、特にインフルエンザシーズンには、空洞性の浸潤のある者、MRSA感染歴のある者については注意をするべきである。 <訳註> 市井獲得メチシリン耐性黄色ブドウ球菌については、こちらを参照ください。 MMWR:2007.04.13/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2007.04.16 | |