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MMWR 


2008.04.04

オクラホマ州とテキサス州における、移植臓器を原因とする結核の感染伝播 − 2007年
MMRW April 4, 2008, Vol.57 No.13
Transplantation-Transmitted Tuberculosis --- Oklahoma and Texas, 2007
の要旨
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm5713a1.htm
http://www.cdc.gov/mmwr/PDF/wk/mm5713.pdf


アメリカ国内では2007年、約28,000件の臓器移植が行われた。
移植された臓器が原因で起きる感染伝播の中でも結核(TB)は知られているが、アメリカとヨーロッパでは移植後の患者の0.35%から6.5%にその感染が確認されている。
2007年、オクラホマ州保健省は、あるドナーの死から3週間後にそのドナーから結核菌が検出されたと報告した。このドナーから腎臓移植を受けた2名、肝臓移植を受けた1名、合計3名の患者のうち、2名がTBに感染。そのうち1名は死亡した。この2名から分離された菌株と、ドナーから分離されたものは同じ遺伝子を持つものであり、これにより移植された臓器が感染の原因であることが判明した。
移植臓器を直接の原因とするTBの感染伝播を減らすためには、ドナーがTB保菌者である可能性の考慮や、移植後の患者の変化に対する注意深い観察、また、感染伝播が疑われる場合の関係者間の迅速なコミュニケーションが重要である。


<訳註>
移植臓器を直接の原因とする感染伝播は、HIVなどの血中ウイルス、サイトメガロウイルス、ウエストナイルウイルス、CJDプリオンなどでも報告されています。


MMWR:2008.04.04/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2008.04.08