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MMWR 


2008.08.15

透析施設に対する感染制御の必要性と、非経口薬剤のバイアルに関するガイダンスについての解説
August 15 2008,Vol. 57 No. 32
Infection Control Requirements for Dialysis Facilities and Clarification Regarding Guidance on Parenteral Medication Vials
の要旨
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm5732a3.htm
http://www.cdc.gov/mmwr/PDF/wk/mm5732.pdf


2008年4月、the Centers for Medicare and Medicaid Services(CMS)は、官報の中で、「末期腎疾患(ESRD)施設に対する保険保障に関する条件」 に関する最終的な規則を発表した。
これには、CDCが2001年に発表した「慢性血液透析患者における感染予防のガイドライン」が引用文献として取り入れられている。したがって、2008年10月14日以降、外来透析患者に関する保険保障を受けたいESRD施設は全てCDCのガイドラインに従わなければならないこととなる。
ここ数年透析施設や他の医療施設において発生した感染例から、非経口薬剤のバイアルを間違った形で取り扱うことによってC型肝炎ウイルス感染や細菌性の感染症などのリスクが増えることが判明している。
保健当局やその他の関連機関は、CMSによって発表された新しい条件について十分に認識を持つべきである。また、全ての透析施設は、CDCによる 透析施設における標準予防策と感染制御に関する勧告に従う必要がある。CDCはこの勧告の中で、特に、エリスロポエチンなど単回使用の点滴薬のバイアルを複数回穿刺してはならない、単回使用のバイアルに一旦針を刺してしまった場合、その無菌状態は保障されない、といった点を強調している。 透析施設はまた、感染やそれに類する不都合な事象が起きた場合、適当な、地方もしくは州の公共保健衛生局に報告を行う責任があることを認識しなければならない。報告の遅れは、感染発生の認識の遅れや、制御策実施の遅れを招くことになる。 


<訳註>
CDCの慢性血液透析患者における感染予防のためのガイドライン(2001)については、海外ガイドライン解説:「慢性血液透析患者における感染予防のためのガイドライン」も参照ください。


MMWR:2008.08.15/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2008.08.18