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1998.10.16a |
WHO・UNAIDS勧告 HIV検査における簡易迅速検定の重要性 HIV検査においては、1985年の市販化以来今もELISA(酵素連関免疫吸着物検定)が最も広く採用されているが、近年様々な簡易迅速検査法も開発された。現在の課題は、ある状況において、どの検査法がもっとも適切であるかを判別することにある。ELISAは多量の検体をバッチ式に検査するもので、器機や操作技術を必要とする。簡易迅速検査法はキットの形で供給され、他の器材を必要とせず、操作も簡易であるが、検体あたりのコストが高い。 先進国における輸血は中央組織化されているので、ELISAを用いることがふさわしいが、発展途上国においては個々の病院において輸血用血液が採血される場合が多いので、簡易迅速法がふさわしい。サーベーランスにおいては、迅速性は求められないので、通常ELISAが適切である。患者の診断においては、特に発展途上国における妊婦の自発的HIV検査などにおいて、迅速簡易検査法はますます有用なものとなるであろう。 簡易迅速検査法の感度はELISAに劣るとはいえ大きな差はない。利点が欠点に勝る場合には簡易迅速法を採用することをWHOとして勧告する。
<訳註> 発展途上国における妊婦の自発的HIV検査については下のWERをご覧下さい。http://www.who.int/wer/pdf/1998/wer7341.pdf WER: 1998.10.16a Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 1998.10.17 | |