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1999.07.09 |
結核制御の進展 1995−1997年 現在実行可能な結核制御策の要は、早期の発見と治療である。1991年世界保健総会は、2000年までに、1)喀痰陽性例の85%の治療に成功すること、2)喀痰陽性者の70%を発見することを勧告している。WHOは1995年より世界的な結核サーベーランスを開始した。今回は3年目の報告を行う。 1997年の末までに、WHOのDOTS(直接観察治療、短期コース)戦略を採用する国で、全結核患者の85%をカバーするようになった。バングラデシュ、インド、インドネシア、パキスタン、フィリピンにおいては適切な治療が普及していない。ケニア、タンザニア、カンボジア、ベトナム、ペルーにおいては治療率が70%、発見率が50%を超え、DOTSの成功例となっている。東ヨーロッパでは制御の失敗によって、サブサハラアフリカではHIVの影響により、中国では発見率の向上により報告数が増加している。西ヨーロッパでは化学療法の成果と公衆衛生の向上により報告数が減少している。 さらなる世界的な、特に重点地域のおけるDOTSの推進により、発見率を向上することが望まれる。
<訳註> 結核は先進国においても、ホームレスの増加、エイズとの合併、多剤耐性化、病院(職業)感染などの観点から問題となっていますが、世界的に見るとやはりもっぱら発展途上国における貧しい公衆衛生や医療体制の問題として捉えることができます。 WER: 1999.07.09 Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 1999.07.10 | |