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2002.12.06 |
AIDS大流行の地球的状況 2002年末 WHOとUNAIDSの推計によると、2002年末には、HIV/AIDS人口が全体で42百万人に達し、その内38.6百万人が成人(19.2百万人が女性)、3.2百万人が15歳未満の小児である。2002年の1年間で、5百万人が新たに感染したと推計されている。HIV/AIDSは莫大な死亡数の原因であり、2002年に3.1百万の死亡をもたらした。しかし、HIV/AIDSと共に生きている人々の大部分は自身がウイルスのキャリアーであることを知らない。 2002年アフリカにおいてHIV/AIDSは2.4百万の死亡をもたらし、3.5百万人の新しい感染が発生したと推計される。アフリカでは1992年から2002年の間にHIV/AIDS人口がほぼ3倍になり、深刻な事態となっている。 <訳註> UNAIDSの2002年バルセロナ報告によると2001年末の時点で世界のHIVキャリアー、つまりHIV感染者およびAIDS患者の総数はおよそ4,000万人で、その内およそ2,850万人がサブサハラアフリカに生活していると推計されていました1)。1990年代後半の米国においては比較的有効な抗HIV薬療法が普及し、新規AIDS患者数とAIDによる死亡者数の減少が観察されていますが、大規模な予防キャンペーンにもかかわらず新規HIV感染者数は毎年40,000人程度で横ばいを続けました2)。バルセロナ報告によると、日本における2001年末のHIVキャリアーは約12,000人で、15〜49才の成人における感染率は約0.02%と計算され米国の30分の1程度の頻度でしたが、日本においては1990年代を通じて新規HIV感染者報告数と新規AIDS患者報告数の双方が急増傾向を示しました3)。西欧においては、おおむね米国と日本の間に位置する感染率が報告されています1)。病院感染におけるHIV対策の基本は、すべての患者について行う標準予防策です。 <参考> 1)UNAIDS. Report on the global HIV/AIDS epidemic. 2002. (WEB公開資料 July 2002: http://www.unaids.org/epidemic_update/report_july02/english/embargo.htm ) 2)De Cock KM, Weiss HA: The global epidemiology of HIV / AIDS. Trop Med Int Health 2000;5:A3-9. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_ui ds=10964276&dopt=Abstract 3)厚生労働省.感染症法に基づくエイズ患者・感染者情報 (平成13年12月31日〜平成14年3月31日).2002.(WEB公開資料 2002年4月25日: http://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/04/h0425-4.html ) WER: 2002.12.06 / Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2002.12.09 | |