|
|
| |
|
| ||
|
2003.05.30 |
フィリピンにおけるSARSの集団発生 フィリピンはSARS輸入1例からの集団発生を経験した。病院感染管理と接触調査により集団発生は全体で8例に留まった。1例は家族接触であり、その他は病院内で医療従事者または介護中の家族に伝播した。インデックスケースを含む2例が死亡し、その他は回復した。 このインデックスケースは46歳のフィリピン人看護助手で、トロントに勤務していた。彼女は4月2日ルームメートの母を抱擁したが、その女性は4月4日SARSにより入院した。インデックスケースは4月4日フィリピンに帰国後、4月6日に発症したが、4月12日まで受診しなかった。 インデックスケースは症状のある7日間に254人の家族および友人に近接していた。フィリピン国内の旅行や祈祷会・結婚式への参加も行っていた。これらの近接者には9日間の自宅検疫が行われた。この集団発生における病院外での感染率は1%未満と計算される。 フィリピンにおけるその他の可能性例はすべて輸入例であり、伝播は防止されている。5月7日、この集団発生を基にWHOはフィリピンを伝播地域に指定し、5月20日に解除した。 <訳註> SARSに関しては、Y's Letter No. 18をご覧下さい。 WER: 2003.05.30 / Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2003.06.02 | |