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アメリカ(CDC-MMWRより)
2003/10/17
動物商におけるSARS関連コロナウイルスIgG抗体の検出頻度
October 3, 2003, Vol. 52, No. 41
Prevalence of IgG Antibody to SARS-Associated Coronavirus in Animal
Traders – Guangdong Province, China, 2003の要旨
http://www.cdc.gov/mmwr/PDF/wk/mm5241.pdf
Prevalence of IgG Antibody to SARS-Associated Coronavirus in Animal
Traders – Guangdong Province, China, 2003の要旨
http://www.cdc.gov/mmwr/PDF/wk/mm5241.pdf
SARS関連ウイルスは、その遺伝子配列が既知のヒトコトナウイルスの異なるため、動物宿主とヒトの種間バリアーを越えたものではないかと疑われている。既にSARS様コロナウイルスが中国の動物市場の動物から検出されている。広東省の衛生当局によって行われたSARS関連コロナウイルスIgG抗体調査によると、SARSと診断されたことのない動物商の13%が抗体陽性であり、コントロールグループの1~3%よりも陽性率が高かった。このことはSARSが動物由来であるという仮説を支持するものだが、それを確認するためにさらなる調査研究が必要である。
MMWR:2003.10.17/ Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2003.10.20
SARSについてはY’s Letter No. 18を参照ください。