UK Update
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イギリス(HPA-HPRより)
2004/11/18
イングランドとウェールズにおけるノロウイルス集団感染 2003-2004
CDR Weekly November 18, 2004, Vol. 14, No. 47
Norovirus outbreaks in England and Wales : 2003 and 2004の要旨
http://www.hpa.org.uk/cdr/PDFfiles/2004/cdr4704.pdf
http://www.hpa.org.uk/cdr
Norovirus outbreaks in England and Wales : 2003 and 2004の要旨
http://www.hpa.org.uk/cdr/PDFfiles/2004/cdr4704.pdf
http://www.hpa.org.uk/cdr
健康保護局の伝染病サーベーランスセンターは1992年以来、腸管感染症のデータを収集している。ノロウイルスはイングランドにおける腸管感染症の最も一般的な原因であり、年間130~250件の集団感染が発生している。1992~2004年において集団感染の79%が医療機関で発生しており、しかも医療機関においては90%以上がヒトからヒトへの集団感染であり、食中毒であった場合は少ない。医療機関における集団発生は冬季に多く、比較的死亡率が高く、終息までの期間も長い。ただし、新規入院の中止などの対策が素早く行われた場合には短期間に終息する。
CDR Weekly: 2004.11.18/Yoshida Pharmaceutical Co Ltd: 2004.11.24
ノロウイルスは生ガキによる食中毒の原因ウイルスとして知られていますが、病院感染対策上も重要な微生物であると言えます。ノロウイルスについてはY’s Letter No. 21を参照ください。