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Carlisle
医療関連感染情報季刊誌より
Vol.14 No.3 Autumn 2009

精神科における感染対策と薬剤師の役割

古波蔵 ひろみ(医療法人宇富屋 玉木病院 薬局)

感染対策の重要な視点は「アウトブレイクの早期察知」、「感染源の特定および経路の遮断」、「迅速かつ適切な対応」、「療養者・医療者側(病院)双方の不利益を最小限に留める」ことにあります。これらを推進していくためには「施設の改善」というハード面から、「個々人の衛生管理能力の向上」というソフト面の取り組みまで、微細に渡る努力が要求されます。

ICTに薬剤師が参画することは感染現場をリアルタイムに把握し、消毒薬の適正使用の教育、推進を計る上で重要であると考えます。

一昨年より私もICTの責任者として、「ICTの規定」、「マニュアル作り」に着手。ICT、ICNもいない施設でどこまでできるかを常に考え、まずは意識の向上を目的に「講演会」、「消毒薬適正使用のための教育」 「療養者・職員の手洗い教育」、「迅速な情報提供」、「衛生材料の変更(アルコール単包包装化剤や綿棒付消毒剤の採用)」、「施設の修繕計画」「月1度のリンクおよび会議の実施」など、できる限りのことに取り組んできました。

そんななか、昨年2月初めて“ノロウイルスのアウトブレイク”を経験。74名の罹患者を出したものの、2週間で終息を見ることができました。ここで当院の事例と対応を簡単に紹介します。

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Carlisle Vol.14 No.3 p7 Autumn 2009

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