Carlisle
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医療関連感染情報季刊誌より
Vol.22 No.4 2018
長期療養型病院における感染対策の取り組み
─25年間にわたる継続的な活動─
横内 淳子(札幌エルム病院 薬局)
院内感染対策委員会の発足
当院は病床数120床の長期療養型病院(常勤薬剤師数;1人)で、要介護度4および5の患者が約9割を占める。1991年4月頃から臨床分離菌としてMRSAが急速に増加してきたため、組織的に感染対策に取り組む必要があると考え、院長に院内感染対策委員会の設置を進言。その結果、1992年3月には院内感染対策委員会が発足、組織としての活動を開始した。その後、徐々にMRSA検出数が減少し、1年後には対策前の約1/5以下に減少した。院内感染対策委員会は、2017年12月で267回となった。今回は、25年間にわたる継続的な活動の一部を紹介する。
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Carlisle Vol.22 No.4 p7 2018